こんにちは!閲覧いただきありがとうございます!
この記事では、自身や家族のために知っておきたいフライパンの危険性についてまとめます。「食の安全性」に関わるフライパンについて考えるいいきっかけになれば幸いです。
ネットの情報だけではなく工業会や文献などからも調べてみましたので、信頼性のある記事になっていると思います。
私が3年間ほぼ毎日使っているおすすめの鉄フライパンも紹介しますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。
・私と同じように「フライパンが危険」と初めて聞いた人!
・なんとなく危ないって聞いたことあるけど実際どうなの?と思っている人!
フライパンが有毒って本当!?
残念ながら本当です。。。
私が知った時も衝撃だったのですが、実は使い方によっては本当に有毒なんです。
私がこの事実を知ったのはとあるフライパン紹介のYoutubeを見ていた時でした。
我が家ではいつも百貨店で安売りしている1000円ほどのテフロン加工のフライパンを使用していましたが、1年ほどでダメになって毎年買い直していました。
毎年の買い替えが面倒になってきたので、5年10年と長く使えるフライパンがいいなぁと思い、ネットを漁っていて、とあるフライパン紹介のYoutubeにたどり着きました。
そこでは、「安全なフライパンが~~~」という発言を何度も繰り返しており、「逆に危険なフライパンなんてあるの?w」と思って、「フライパン危険」と調べたところ「有害である」という情報がどんどん出てきて衝撃を受けました。
皆さんにもフライパンの危険性について共有したく思いましたので本記事で解説していきます。
当時の無知だった私でもわかるように簡単に解説してみたいと思います。
テフロン(フッ素樹脂)加工フライパンの危険性【熱しすぎは絶対NG!】
そもそもテフロン(フッ素樹脂)加工とは?
少し勉強的な話になりますが、そもそもテフロン(フッ素樹脂)加工て何?ということについて説明します。
テフロン(フッ素樹脂)加工とは、文字通りテフロン(フッ素樹脂)をコーティングする加工のことです。
また、テフロン(フッ素樹脂)とは、フッ素原子を含むプラスチックのこと材料のことです。
フライパンなどに使用されるテフロン(フッ素樹脂)材料は主に以下の2種類となります。
・PTFE:ポリテトラフルオロエチレン(四ふっ化エチレン樹脂)
・PFA:パーフルオロアルコキシアルカン(四ふっ化エチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂)
ちなみに、テフロンとは、ケマーズ社が商標登録をしているフッ素樹脂材料のことを言います。
んー、頭が痛くなってきますね(笑)
ここはこういうものがフライパンにコーティングされているんだなと思っていただければ大丈夫です。
プラスチックを熱しても大丈夫?空焚きNG!260℃以上NG!

テフロン(フッ素樹脂)はプラスチックと説明しましたが、熱しても大丈夫なの?と思う方もいると思いますが、先ほど紹介したPTFEが使用されたフライパンの使用温度上限は260℃となっています。
260℃以上になるとコーティングされていたテフロン(フッ素樹脂)が劣化して剥がれやすくなります。
一方で、一般的な調理時の温度は150℃~190℃、油を引いて熱したときに煙が出始める温度が200℃ほどと言われていますので、普通に調理している分には問題ありません。
ただし、ずっと火にかけていればその分温度も上昇していきますので、空焚きなどをしてしまうと260℃を超えてコーティングが劣化・剥がれるということもあります。
空焚きの場合、中火なら3~4分、強火なら2分程度でテフロン(フッ素樹脂)の融点となってしまいますので、空焚きはしない様に注意です。
一般的なガスコンロでは250℃以上にはならないように火力が自動調整される機能がついていますが、それでも空焚きはNGですね。
また、IHの場合も同じように温度感知機能がついていますが、IH対応のフライパンでなかったり、底が丸みを帯びていたりすると正確な温度を測定できないといったこともあるので、IHの場合は調理器具もIH対応のものを使用しましょう。
コーティングがはがれるだけではない!本当の危険性について
コーティングが劣化・はがれると説明しましたが、それだけ?と思っている方、ここからが本題です。
フライパンを過熱して先ほど説明した260℃超えてはがれてしまったテフロン(フッ素樹脂)は食ベてしまっても発がん性がないと、国際がん研究機関より報告されています。
しかし、260℃を超えさらに加熱し、310℃付近になると毒性の物質が発生すると内閣府食品安全委員会より報告されています。
この物質を吸引してしまうとポリマーヒューム熱というインフルエンザと同じような症状になる可能性があります。
また、インコやオウムなどのペットを飼っている方はさらに注意です。
鳥類は人よりも呼吸器系の感受性が高い為この毒性の物質を吸引してしまうと亡くなってしまう可能性があります。

犬や猫は鳥類ほど感受性が高くはなく、また発生の報告が少ないと言われていますが、絶対に注意していただきたいです。
家族やペットのことを大切に思うならば、絶対にテフロン(フッ素樹脂)フライパンの使用方法を守って正しく使用することを心がけてください。
まとめ:家族やペットの健康に気を使うなら調理器具も大事
今回は、テフロン(フッ素樹脂)フライパンの危険性についてまとめてみました。
テフロン(フッ素樹脂)フライパンに危険性があるのは残念ながら事実でしたが、空焚きをせずメーカの使用方法を守っていれば問題ないことがお分かりいただけたでしょうか。
テフロン(フッ素樹脂)自体には発がん性がないと報告されていますが、過熱しすぎたときに有害な物質が発生します。
ペット、特に鳥類を買っている方は絶対に空焚きしない様に注意していただきたいと思います。
この記事で調理器具の大切さについて興味を持って頂けたら幸いです。
皆さんもご自身が使っているフライパンについて調べてみてはいかがでしょうか。
人生100年時代ですので、自分の健康は自分で守る為に勉強頑張っていきましょう!
ちなみに私はこれを買いました 【リバーライト 極JAPAN 炒め鍋】
ちなみに情報で私が購入したフライパンを紹介しておきます。

リバーライト 極JAPAN 炒め鍋
おすすめ度
殿堂入り!!鉄製なのに片手で持てる軽さ。形も大きさも使いやすい!
選んだ理由はこんな感じです。
・色々と調べて科学的なコーティングがされているフライパンは避けようかなと思った。
・日本製で安心できる。
・鉄フライパンを試してみたかった。
・持ち手が木製なので熱くならない。
鉄フライパンは思いイメージがあるので、料理するのが億劫にならないかが心配でしたが、実際使ってみると、この「リバーライト 極JAPAN 炒め鍋」は片手で持てるくらい軽いので、炒め物がしやすい!大きさも夫婦2人+幼児2人の家族で使うにはちょうど良く、ウインナーや目玉焼きによく使っています。食べ盛りの子どもがいる家庭はもう少し大きいほうが良いかもしれません。また、鉄フライパンはたわしで洗っているのですが、なべ底がなだらかな半円なので、洗いやすいです。
少し高い買い物と思いましたが、3年間ほぼ毎日使っており元は取れたかなと思います。(うちはテフロンだと塗装剥がれのため1年で買い替えていますので・・・)
そして一生ものと言われる鉄フライパン、私にとって「リバーライト 極JAPAN 炒め鍋」が一生の相棒になってくれると期待しています。
サイズや形状違いと種類がたくさんありますので、皆さんも自分の生活スタイルにあうフライパンを選んでみてください!
※少し違いが分かりづらいかもしれないので間違いないように気を付けてください!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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