子どもの付き添い入院中にやるべきこと4選!支援や助成金について紹介!【1型糖尿病】

糖尿病

子どもが1歳11か月の時に1型糖尿病を発症し、約3週間の付き添い入院をしました。
突然の付き添い入院であったため、当時はあたふたしてしまい支援や助成金関係の申請等が遅くなってしまいました。

私と同じように突然の付き添い入院になってしまい、入院中に何をすべきか、どんな支援や助成金が受けられるのか分からないという方に向けて、入院中にすべきことをまとめてみました。

また、私の場合は子供が1型糖尿病と診断されたため1型糖尿病の前提で本記事を作成していますが、糖尿病以外の付き付き添い入院でも共通して該当する項目もあるかと思いますので、最後までお読みいただければ幸いです。

「付き添い生活応援パック」の申し込み!

まず、1つ目が「付き添い生活応援パック」の申し込みです。

こちらは、NPO法人キープ・ママ・スマイリングという団体が実施している支援活動で「長期間病院に泊まり込み付き添う親御さんをサポートする」という目的の元、活動されています。

注意点としては、原則、付き添い入院期間中しか申し込みできません。
さらに「長期間病院に泊まり込み付き添う親御さんをサポートする」という目的のため「申し込み時点で今後10日以上の入院予定であること」が条件となっています。

また、その他にも以下の様に注意事項がいくつかあります。

【付き添い生活応援パック】の条件・注意事項
○応募条件は1つ
 ・応募時点で「これから10日以上の入院・付き添い予定」であること
○注意事項
 ・原則、受取は病院!応募の前に宅配便の受け取りができることを病院側に確認・許可を取ってください!
 ・転売は禁止!
 ・応募には無料の会員登録が必要です!

付き添い生活応援パック応募フォームから申し込みできますので、無料会員登録をしてから、ぜひ、応募してみてください!

看護師さんに聞いたお話ですと、申し込みの時期やタイミングで入っているものが多少違うようです。

ちなみに、私の場合の中身はこのような感じでした!

2024年12月の付き添い入院時に申し込んだ際の中身

付き添い期間中は、ほぼコンビニ食でしたので、缶詰とパウチの肉じゃが、レンチンご飯が嬉しかったです!
歯ブラシや洗顔フォーム、化粧水なども入っており、とても助かりました!

また、看護師さんたちも注目していましたが、芳醇サジー(1000ml)が入っていました!
これだけでも、4000円~5000円するそうです、、、!

もらって嬉しいものがたくさん入っていましたので、ぜひ、皆さんも申し込んでみてください!

特別児童扶養手当の申請準備

次に、特別児童扶養手当の申請準備です。具体的には、医師、役所への確認と意見書の準備です。

【特別児童扶養手当】入院中にやるべきこと
 ①まずは病院の医師に特別児童扶養手当を受けることを相談。(医師の経験上、受けられるかの確認。)
 ②市役所等に必要なもの、申請方法について確認。
 ③医師または病院の受付にて意見書の作成、発行をお願いする。

特別児童扶養手当は、20歳未満で一定の障害を持つお子さんを養育している父母等に支給される制度です。
概要は厚生労働省のHPを確認してみてください。

1点だけ重要な注意事項です。

恐らく、どこの市区町村でも同じかと思いますが、申請した翌月からが支給の対象となります。
(私の場合は、12月に申請して1月分より支給対象となっています)

当たり前ですが、申請が遅くなればなるほど支給も遅くなりますので、出来るだけ早めに申請しましょう!

なお、その他の注意点や当時申請した流れなどはこちらの記事にまとめていますので、ぜひ合わせて読んで下さい!

ちなみに、私の場合は1型糖尿病で2級の36,860円/月が支給となっています。

小児慢性特定疾病の申請準備

最後に、小児慢性特定疾病の申請準備です。こちらもやるべきことは特別児童扶養手当と一緒です

ただし、特別児童扶養手当と小児慢性特性疾病の両方を受ける場合、意見書フォーマットがそれぞれ違うため意見書は2部必要になります。

【小児慢性特定疾病】入院中にやるべきこと
 ①まずは病院の医師に小児慢性特定疾病の助成制度を受けることを相談。(医師の経験上、受けられるかの確認。)
 ②市役所等に必要なもの、申請方法について確認。
 ③医師または病院の受付にて意見書の作成、発行をお願いする。

18歳未満で小児慢性特定疾病にかかっている子どもの医療費の一部が助成される制度です。
概要は厚生労働省のHPを確認してみてください。
なお、医療費助成の詳細は小児慢性特定疾病情報センターのHPを確認してみてください。

私の住んでいる市では、元々18歳以下の子供の医療費が無料なので月々の医療費の助成については、恩恵はありませんでした。

しかし、この制度はなんと入院時の子どもの食費の半分が助成されます。
(厳密には「入院時食事療養費の標準負担額分」の2分の1)

ただし、こちらも1点だけ重要な注意事項があります。

医療費の助成にあたっては,、原則申請の1カ月までしか遡れません。

つまり、こちらも遅くなればなるほど支給されなくなります。

先ほど紹介した記事で詳細やその他注意点もまとめていますので、ぜひ合わせて読んで下さい!

「希望のバッグ」の申し込み!【糖尿病の方限定!】

こちらはNPO法人日本IDDMネットワークが提供する支援となっています。

「希望のバッグ」は、糖尿病の方限定の支援となっています。

1型、2型糖尿病のそれぞれに向けたバッグがあります。

詳しい内容などはこちらの記事にまとめていますので、ぜひ合わせて読んで下さい!

まとめ

子どもの病気が診断された当時、かなりのショックを受けましたが、息つく暇もなく約3週間の付き添い入院生活。
退院後も慣れない闘病生活で日々奮闘とただでさえ忙しのに、支援や助成金について良く調べている暇なんてありませんでした。

申請が遅れると支給も遅れたり、貰えなかったりとなにかと不満のある制度ではありますが、しっかり活用できれば経済的に助かる部分も大きいかと思います。

私自身、入院時には知らなかった内容もあり、支援や助成金関係で入院中にやるべきことがまとめたサイトがあればいいなと思い、本記事を作成してみました。

私と同じように、お子様の病気が発覚された方に向けて、少しでも役に立てば幸いです!

今後も退院後にもすべきことや、有益な情報を発信できればと思っています。

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